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東京モーターサイクルショー 面を作るものたち
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「ビモータがいいな」
「昔の?」
「DB5。今のヤツ」
「えー。昔のヤツでしょ。かっこいいのは」
「再建前のなんて。そんな根性無いよう‥」

~神様がなんでも一台オートバイをくれるなら~
っていう、それで何も得られない、不毛な会話での一幕。
仲間内で最近大型バイクを手に入れる人がいたりして、
そんなガキのような話に花が咲く、30代真っ盛り‥。

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そんなわけでBimota DB5C。
モトコルセのだっけ?なスペシャルバージョン。
コイツと、新しい水冷ドゥカティエンジンを積んだDB7をじっくり見比べてみたい!ってのが、
僕の今年のモーターサイクルショー最大のテーマだったのでした。


 



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こちらがその新しいDB7。

DB5にしろ、DB7にしろ、実際に買うとか乗るとか全く考えられないけど。
実車を見てみるのはいろいろとおもしろい。(なんで比較対照が“C”なんだって話だけど。)
以後、左DB5C右DB7です。

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DB5Cのサイレンサーとテールライトの造形がすごく綺麗。
それに比べちゃうとDB7のは幾分普通に見えてしまうから恐ろしい。
DB7だって単体で見たら充分綺麗なんだけど。

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タンブリーニが舌を巻いたというDB5のスイングアーム。
こんな鋼管トラスとブロックを組み合わせた構造のスイングアームなんて他に見ない。
比べてDB7は激的に増大したパワーを受けるにはさすがに無理があるのか、
随分合理的なように見えます。ま、普通に考えたらこうだわなって感じ。

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コックピットの景色はDB7の方が現代的?
DB5Cの方が随分窮屈で、その分気分は盛り上がりそうな感じ。

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ハイ、以上をもちまして早々にDB5の方が好みだなという結論に。
僕の技量、用途では空冷1100DSエンジンで充分って気がするし。
え?僕、その気になってるじゃないかって?
違うよ、実際乗るならどうかって事まで考えた方が楽しいのですよ。

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というのもDB5のこのシートのタイトさからして、がっつりサーキットを走る‥というより、
軽快に山道を走るってことを想定して作られてるような気もします。
空冷1100エンジンと軽い車重とで公道だとこちらの方が楽しそうじゃない?

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ま、ごたくを並べてみても何よりこのスタイリングな訳ですが‥‥。
ボディも無駄を省きながら細かく面をとっていて、流麗なナローボディよりも
エッジをたててゆくこの感じが今のデザインの方向性として力を持っているように思える。
少なくとも今僕がときめくのはそんなのばかりだ。

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随分待たされた感があるKTMの1190 RC8。
面をとる。エッジをたてる。という手法においてはもう完全にイッちゃってる。
トライアンフの現行型スプリントSTをはじめて見た時もヤりましたなぁと思いましたが、
ここまでくると、もはや“折り紙”かと。
もともとのKTMのスタイリングがああだからでもあるけど、
普通のオンロードスポーツを見た目からはすごく新鮮に映る。

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きゃー。
コイツは保安部品外されているけれど、純粋に格好イイ。

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タンデムシートはこの二つの穴に刺せっていう、
世界中のタンデムライダーを敵にまわす暴挙(笑。
ふざけんなっていうotoboke-yaさんの声が聞こえてきそうです。

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テールランプはこんな風に光る。
普通に未来なテイスト。

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先に述べたその折り紙臭さはこんな所にも。
面を取るというのはリブとして強度を上げる為もあるのかなと思える部分。
アライのヘルメットの下の方にリブとして段を作ってあるみたいにさ。

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フロントウインカーのこの面取り具合なんて芸が細かい。
ここまで来ると全くの意匠なんだけれども。

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一番大胆に面による構成を魅せるのがガソリンタンク。
その上で一番張り出してる部分にスライダーかと思わせる樹脂。

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いやあ、結構親切な設計なんじゃないか?
しかも文字通り尖がったデザインの割りに、無茶苦茶戦闘的なポジションじゃ無いのです。
上の写真を見てもらえばわかるけど実はシートに対してハンドルの高さが結構高い。
コイツには跨って見ましたが、渋滞に巻き込まれても辛くないかなって思える。

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さらにビモータに比べると無駄なところにコストをかけてないところも高感度高し。
カラーパーツは樹脂の質感でつや消し処理、金属パーツはサテン仕上げなど、
意識的に高級車っぽく見せないあたりが素敵じゃないか。
無粋なことを言うと実際にDB5Cでも350万円とかするのにコイツは200万円ですよ。
え?金銭感覚狂い始めてる?そ、そうですね。ブレゲだって買えちゃうのね。。。

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お次は250万円の(笑、BMW HP2 Sport。
ボクサーエンジンが1200ccとなった現行モデルあたりから、
積極的に面を多用したボディデザインを取り入れてるBMWのオートバイたち。
R1200STなんて今でもトンデモデザインと言えると思う。

先日1200ccになってからのR1200Sが非常に好印象だったので、
さらに軽く仕上げられたコイツも興味をもてる。
自慢のパラレバーを捨て、テレスコに替えたら軽く出来たってことらしい。
イイネ、電脳クンに買って欲しい。

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このゲンコツのようなヘッドカバーも今では面での構成。

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角を立てる、面を形づくる、スタイリングの流行と出来栄え。
そこに意味があるのか無いのか。エアロを考える。強度を考える。
そんな無駄話は尽きないのですが。
ここで非折り紙処理のオートバイたちも。

左上:モトグッツィ、4バルブのスポーツ。ちょっと可愛いめだけど、迫力あって素敵。
右上:ドゥカティの新しいモンスター。ようやく現代的なスタイリングに。
下、左右ともに:モトモリーニ。トライアンフのトリプルより細いあたりがお洒落。




◇◇◇

以上、明日はモーターサイクルショーネタ最終回
後日ちょっと気になる可笑しなモノたち編やります。


 
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by la_nuavo_vespa | 2008-03-30 04:22 | 素敵マシン | Comments(0)
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