100年前なんてつい最近?
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先々週買ってきた雑誌。
ひとりでにわかに盛り上がった時計ブームは機械式時計へと向かい、
その構造への関心を経て、その歴史にまで及びだしているとかいないとか???

あはは、ウソウソ。別に複雑な超絶機械に惹かれるなんてことは全く無いんだけど、
初心者としては、そのムーブメントを見てどういうスタンスで作られた機械であるのか、
例えばハイビートで正確に動くとか、負荷を減らして孫の代まで使えるようにとか
その程度で良いので、ムーブメントを眺めて作者が何を考えて作ったのか
感じられるようになったら、きっと凄く楽しいんだろうなと思う。

長くオートバイに乗ってるとエンジンの排気量やレイアウト、着座位置や姿勢なんかで、
実際に乗らなくても大体の見当がつくように、そういうことってあると思うのです。




「何読んでるの?」
「楽しい?」

otoboke-yaさんがいう。
一瞬オタクだと思われるかな?と、かすかに後ろめたさのようなものを感じたけれど、大丈夫。
ヤツだって相当アチラ側なはず。伝統旅館建てるようなひとに、
オタク呼ばわりされる筋合いは無いし、逆にそこが彼女の良いところでも在る。

それにこのひと、アンティークとか嫌いじゃないタイプなので、「いやね‥‥」って話ができる。
意外とそういう女子って少ないので貴重といえば貴重かも。


 




 
 
彼女の仕事柄「100年前のものを新しいと言ってしまう種類の英国人」と会う機会が多いから、
かの国の歴史的なものを永遠に存在させていくその努力に惹かれるのか?
いやーそれはどうだろう。彼女、日本史はもう壊滅的にわかってないよ。
アニキとはこれっぽっちも話出来ないと思う。

たぶんそれよりすぐなんでも凝ってしまうその性格が彼女をそうさせている。
そんなだから書棚からいきなりこんなムック本が出てきたりする。




100年前なんてつい最近?_b0061723_1255975.jpg
平成4年3月10日発行 ギター・マガジン3月号別冊とある。
中には各モデルの年代ごとの移り変わり(素材や各部の詳しい解説まである)や、
社の歴史からギター職人へのインタビュー、パテントの内容まで載っている。

念のために言っておくけれど、彼女はマイ・ギターを持ってるわけでも、
ギターが弾けるわけでもない。僕も特別ギターに興味は無いので、
我が家に何故こんな本があるのか不思議になってくる。なぜなぜ?




聞くと少女時代、全盛期のユニコーン、いや奥田民生に嵌っていて、
彼の弾くそのギターはなんじゃらほい?って調べたんだそうです。
「いんや~この色艶が堪らんのよね~」って弾けないのに悦に入ってたとかなんとか。
んー。よく判らん。


 
by la_nuavo_vespa | 2008-02-20 02:01 | 勘違いの時計ブーム
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