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センチメンタルボーイズ
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春には京都に帰省しようと思っています…との宣言通り、
ゴールデンウィークに京都へ帰省しておりました。
十数年ぶりに中学の旧友男女十人ぐらいと再会。
夜には日付が変わった瞬間花火の刺さったケーキで誕生日を祝ってもらったり、
近況報告会と言いつつあの彼女、あの彼氏は実はあの時…といった話で盛り上がる。
悪く無い恋愛をしてきたものだと考えを改めてみたりもする。

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↑otoboke-yaさん撮影による写真集はこんな感じである。
彼女は東京の人なので、今回の京都ももっぱら食べ物中心の思い出として残るらしい。
(内緒だけど靴を三足、バッグを三つ買ってたので物欲の京都、でもあったらしい。)

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僕には心に刻まれてる地を再訪するといった意味合いが強かった。
いわゆる京都観光的だと思えるところは漏れていたりする。
写真は出町柳付近の鴨川デルタ地帯。
意中の乙女の手作りサンドウィッチが忘れられない味に変化する場所である。

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しかし男のセンチメンタルなど犬も食わぬもの。
路傍の石ころ程の価値もない。それが世界の掟である。
世界とは我々男子にイケズなのである。

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従って一カ所だけ神社仏閣をルートに組み込んでみた。鬼門の最終防衛ライン、下鴨神社。
京都の安寧は神道では力の強さ的にほぼ貴船と上賀茂、下鴨の神々によって治められている…
大学の時、柳田國男を教えていた民俗学の先生がそう言っていたような気もするし、
平安遷都からこの地の神々を祀ってきたこれら神社のもつ影響力は大きいと勝手に思っている。
もちろんそれ以外の地域にも神社はあるけれど、最近(といっても数百年)の神様や、
移転を余儀なくされてしまった神様よりは安定した能力を発揮していただけるのではあるまいか。
ひとつだけ神社に願掛けするなら下鴨神社は効率がよろしい。

もうひとつ、僕の幼児体験的センチメンタルな場所でありつつ、
観光地といってもおかしくないところに、otoboke-yaさんを連れて行きたかった。
京都では無いのだけど。


 



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う〜わ〜。見えてきたよ。既に怖い。

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大阪は万博公園に屹立する太陽の塔である。
何故かココには幼少の頃からよく訪れた。子供の目にこの塔がどのように映ったか。
僕の場合はただただ恐怖の対象であった。生理的に受け入れがたい造形。
とても不安な感情を呼び起こす。美的に落ち着かないのだ。

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異常なまでの威圧感。暴力的なサイズ。
岡本太郎め。子供の頃の僕になんてことするのだ。
五年程前、仕事でご子息にお会いした際にはそんなことおくびにも出せなかったけれど。

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脇の下。
モルタルのように吹き付けた外層に降り積もった汚れがこれまた怖い。

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背面。

たびたび訪れた理由は、民族博物館に併設される「ハリウッドのSFX展」だとか「サイバーパンクの今日」だとか、ちょっと京都の美術館では扱わない類いの催しが行われることが多かったから。もちろんその頃には女子が作ってきてくれた天むすの味や、誰かが作ってきた奇妙なUFO型フリスビーの軌道なんかの思い出で、かつて恐怖の対象であった太陽の塔の記憶はかき消されつつあったのだけれど、何とも言えない違和感だけはずっと感じていたのを覚えている。

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現在に話を戻す。「太陽の塔 黄金の顔展」なるものが催されていた。
写真は万博開催時の太陽の塔周辺の模型。

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現在てっぺんに輝く黄金の顔は補修・修復されたものなんだけれど、
分割・解体し採寸、鉄からステンレスにかえて作り替えられたのだそうな。
写真は切り刻まれた当時のもの。目の部分にはライトの写真が貼られている。

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その目のライトはキセノンが装備されていて、万博開催中にはこんな風に発光した、と。
当然僕はそれを見た事が無いけれど、こんなふうにビームみたいに光っていたら、
色々問題がある(飛行機が落ちそうになるし付近の住民もたまったものじゃない)ので、
その後キセノンライトが光ることはなく、今はLEDに替えられて優しく光るらしい。

目からビーム。やっぱり怖えよ。


 
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by la_nuavo_vespa | 2011-05-03 13:59 | 旅気分 | Comments(0)
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