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写真機と自動二輪の共通点


Twitterで最近カメラのショーが行われていたのは知っていた。
その中で一番面白そうだったのはこの富士フィルムのデジタルカメラ。
FinePix X100という。<特別サイト>
APSCサイズのセンサーで、いわゆるミラーレスカメラ風な今っぽい製品なんだけれども、
単焦点レンズ固定式という硬派な内容。シグマDP1みたいなものだけど、もう少し大きい。
絞りとシャッタースピード、露出補正もメカニカルな手動というのも単純で良い。
レンズも良さそうだし、何より高性能な光学ファインダーが付いてるのが素晴らしい。
EVFと光学ファインダーをレバーで切り替えるハイブリッド式なんだって。

個人的に今のミラーレスカメラの何が不満かって光学ファインダーが無いことだったりする。
(三脚に立て、必要ならコンピューターに同期させる大型カメラならそれでも良いけど)
となると、もう買わない理由は無くなるんじゃない?
僕には価格面の理由が存在するけど、考えようによっては安いと思うよ?


b0061723_2202772.jpg
オリンパスEP1の、プラスチックボディーに薄い化粧板を巻いただけっていう悲しいものじゃなく、
がっつりマグネシウムで作ってるってのは評価できる。

ただ、カタチ自体はどこか鈍臭いというか、もっさい気がする。
こういうクラシカルなカタチが売れ線なんだろうけど、
クラシックにするにしても昭和のお父さんって感じ。
ライカを越えてなかった頃の国産カメラデザインを
モチーフにしてしまっているなら、ある意味では
当然の結果なんだけど。

※“もっさい”と表現したけど、だから悪いというんじゃない。
  美しくは無いけど、格好悪いとまではいわない。

そう思うとやっぱり日本のカメラデザインの独自性って一眼レフからだよなと思う。
一眼レフで世界を席巻することになったんだから。
日本の自動二輪は四気筒で世界を席巻したんだから、
日本車=ハヤブサみたいな四発こそ揺るぎない魅力、ってのに似てる。
(僕は日本の単気筒や二気筒も好きですが。WR250やTRX850みたいな)




◇◇◇

先日、harryさんが自身のBlog<Cold Landscape>でカメラにおける撮像センサーサイズと
オートバイにおける排気量についての関係について、述べられていたことを思い出す。
カメラもバイクもより趣味性の高いものであり、目的、趣向に合わせて幅が広く、
何を選んでもそれぞれの良さがあるように形成されている。
特に、共に本来メカニカルな魅力のある、機械モノならば、
共通点が多いのも必然である気さえする。
オートバイ乗りがカメラに興味を示すのも当然かもね。

そんなことを考えていると、このFinePix X100のデモ機を試写されているカメラマンの方が
興味深いことを書かれていた。<写真家・相原正明のつれづれフォトブログ>
仕事の道具としてではなく、(圧倒的な数の)趣味としての消費者に支えられる市場ってのは、
似たようなことが起こるものなのかもしれないなと思った次第。


 
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by la_nuavo_vespa | 2011-02-18 01:54 | ひとりごと。 | Comments(2)
Commented by harry at 2011-02-18 23:25 x
X100が魅力的に見えるのは、ある理想像を描いて
それを真面目に形にしている感じがするからでしょうか。
既成の技術の寄せ集め&順列組み合わせではない、という。

その点ではLeica X1にも似てますけど、個人的には
X1のデザインの目指す方角により惹かれます。
X100はあまりに対象がわかりやすいというか、
ちょっとスタイリングだけはマーケティング日和見のような
印象があって、まるでCB1100みたいだな...なんて。
100%オリジナルなのに何かの模倣に見えてしまうのは
もったいないと思うんですけどね。
やっぱり、GSが何にも似てないってところはエライと思うのであります。
Commented by ところで、 at 2011-02-19 04:44 x
Leica X1のデザインの良さはオートマベスパに通じるものがあると思っています。
理由のある伝統的構造は残しつつ、今の技術で解釈してカタチづくる。
その上、いろいろ変わってるのに誰が見ても一目でベスパ(あるいはライカ)だと
判るのは凄い事だと思うのです。

X100も最短撮影距離がちょっとストレスたまりそうなんですが、
基本的な構造はすばらしくしっかり作ってあって、良いカメラだと思います。
それだけで価値があると思いますし、このちょっと辛気くさいカタチに目をつぶれば、
このアナログで確実な操作性がX1の半額で買えるってのは偉いですよ。僕は買えませんが……
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