Top
RIZOMAで青く染まる後方視界
b0061723_1181217.jpg
六月のある日。楽しみにしていたミラーが届いた。
リゾマ。イタリア製の高級品。ユーズドなんだけどね。

b0061723_1201887.jpg
ミラーボディー部のボールジョイントを省いても三方向の調節機構がある。
これなら狙った場所へミラーを取り付け易いんじゃないかな。

b0061723_123343.jpg
事の発端はこの日<→前回記事>にも書いてるんだけど、
トライアンフ純正のミラーは普段とても見やすいのに、
体を伏せると全然見えなくなってしまうということ。
見難いぐらいなら良いのだけど視界から完全に外れてしまう。
飛ばすときこそ後方視界はちゃんと確保したいのに、だ。

原因はバイク上で積極的に動くことを要求される種類の車体なのに、
目線とミラーが近すぎることにある。ハンドルマウントなので仕方ないけど、
少し低く、前方へ移動すれば頭の位置から遠ざけられるはず。


 



b0061723_1351896.jpg
換装後。
とりあえずリゾマ社の仕様書を見て計算していた通りの場所へはミラーを設置出来た。
この高さなら高速道路で「風圧という敵」と軽くお互いの大事なものを賭けて戦ってるときに、
「目よりミラーの方が高いんだから首を振った程度じゃ見えないよ」って状況は避けられる。
カウルの無いバイクって大変なんだなって今は思ってるのです。

b0061723_147317.jpg
このクリアランスに痺れる。
ミラー外さないとホースぶっ刺せないけどねぇ。

b0061723_1514882.jpg
リゾマのミラーでは数少ない、日本の2007年以降の車検対応新基準サイズをクリアしてるモデル。
だけどトライアンフ純正品と比べると、想像していたよりずっと面積が小さい。

面積が小さいならせめて曲率が高くて映す範囲を広くとってあればいいのだけど、
曲率は同じぐらいでそのまま面積が狭くなるので、そこはどうなんだろう。
もちろんあまり曲率をあげて小さく映りすぎても困るし、
最近のバックミラーにみられる曲率を上げていく技術にも
像を歪めず見せられる限界点ってのがあるんだろうか。

b0061723_1593898.jpg
あれこれ考えても仕方ないので走ってみよう。インプレするにも走って見なきゃ。








b0061723_2143252.jpg
このミラー、いわゆるブルーミラーなんだけど、
使い始めて一週間経つのに鏡面が暗くなってしまうことに違和感を感じてしまう。
夜間後続車のヘッドライトの眩しさを軽減する…というのが目的なはずだけど、
昼間はそのおかげで視認性が犠牲になってる気がしてならない。

夜間、ヘッドライトの眩しさが軽減されてるかどうかは正直なんとも言い難い。
夜間の物体のカタチ、細部を識別しやすいのは実感するんだけど。

b0061723_252196.jpg
〜ブルーミラーの視界のイメージに合わせたホワイトバランスでお送りします〜

位置はもう完璧。

サードパーティーのミラーで見難い場合の多くの原因は、
グリップエンドからの張り出しが少ないことに起因すると思うのだけど、
限界まで外側へ送ったので張り出し自体は純正ミラーと変わらない位置を確保できている。
いつも思うのだけど、グリップエンドよりミラー外端を内側へ入れたい人は、
バイク便の人でも無い限り、通勤ですり抜け命な人が多いのかな?
彼らの感覚が僕にはよくわからない。

b0061723_2323743.jpg
幅(車体に対して横方向)だけじゃなく、車体に対して縦方向になる奥行きも
「鏡面がグリップから少しだけ前」にもってこれている。
流体力学的にはエアロ形状のミラーケースが良いのだろうけど奥行きの面で断念。
300km/h出るバイクじゃないので気にしないことにした。

「グリップから少しだけ前」ってのも丁度良いバランス。
バレンタイプっていうんだっけ。極度に前方へオフセットしてるミラーが、
近年よくマジェスティとかに付けられているけど、アレ不思議だよねぇ。
元々バムやスタジアムのバーエンドミラーをむりくり加工して、
カフェレーサーに付けていたのがはじまりじゃなかったかな。
90年代、オフィシャルが作ったそれはさほどオフセットせずステーも細くスマートだったのに、
2000年代に入り、キジマやナポレオンなど国内大手メーカーが作ったそれの多くは
無駄に前方へオフセットしてしまってゴテゴテした不細工なものになってしまった。
本来バイクのスタイルの邪魔になるミラーを横から見てそんなに強調する意味がわからない。

b0061723_2573292.jpg
位置以外の視認性でもうひとつ。
純正ミラーに比べると高回転でどうしても微振動を拾ってしまう。
アルミ削り出しの造りは精巧だし、モノは悪くないんだけど、
いかんせん軽いのと純正ミラーにある防振機構が備わってないからだと思う。
まだ許せる範囲なので我慢できますが。

ただし、高速で負荷を大きくかけると上の写真の調節部分からミラーが微妙にずれた。
元々この部分は6mmのボタンキャップボルトが使われていて、ネジを舐めがちならしく、
手元に来た時に新品のネジに入れ替えた(黄色好きさんにドリルでもんでもらった)んだけど、
どうもこの部分をキッチリ締めるには6mmのボタンキャップでは心許ないので、
結局普通のヘキサゴンに変更した。

6mmのボタンキャップ=4mmの工具から、6mmのヘキサゴン=5mmの工具使用へ。
絶大な安心感よ。というか4mmで締める場所じゃない気がします。

b0061723_3311244.jpg
ミラーを変更したのなんて2stランナー以来。
アレだって、鏡面だけが分離してひらひら飛んでいく(!)持病があったからで、
よっぽどのことが無い限りミラーなんて純正のデザインを尊重したいと思っているんですが。
久しぶりにそんなことをしたので無駄に細かいインプレになってしまいました……。

なお、今日の写真後半の背景は海王丸。美しい帆船でした。
フェリーじゃなくてこんな素敵な船で旅したいものです。


 
[PR]
by la_nuavo_vespa | 2010-06-14 04:07 | Street Triple R | Comments(3)
Commented by 電脳 at 2010-06-14 19:40 x
モタードとかレーサーレプリカはミラーがあることで格好悪くなると思うんだよね~
だから極力目立たないようにミラーを変えてる人の気持ちが解りますw
Commented by ところで、 at 2010-06-14 23:27 x
バイクをデザインするひとにとっちゃ一番鬱陶しい部品なのかもね。
公道を走る上で見えなきゃ安心して飛ばせないんだけど。
Commented by 電脳 at 2012-02-04 12:50 x
うーんちょっと変なデザイン
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< そのクルマ、充電中につき メモ書きの下敷きに使うんだっけ? >>


S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
全体
VESPA
GTS250ie
GTS300Super
GT200L
Street Triple R
TRX850
GOODS
旅気分
TOOLS
素敵マシン
ちゃり
ツーリング
車載カメラ
仕事のかけら
色のハナシ
六本木だより
理科の時間
東京の目じるし
勘違いの時計ブーム
otoboke-ya列伝
チーム・モルモル
ひとりごと。
最新のコメント
canadian onl..
by DouglasDiomi at 23:57
はじめまして、先月からS..
by hanumaru at 16:52
わざわざ経過報告まであり..
by 仁唯パパ at 12:26
LINK
以前の記事
2018年 10月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
more...
記事ランキング
検索