彼女のイタリア
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「最近この自転車、気になるところがあるんだよね」
「一度乗ってみてよー」
「そして直しといてね、私仕事にいってくるから。んじゃ!」




と言い残し、日曜日なのにotoboke-yaさんは朝から居なくなった。
さてと。今日はとりたてて用事もないことだし。
タイヤの空気とチェーンの注油だけしてちょっと走ってみる。
それほど酷くは無いけど、やっぱり暑いのでお台場をちゃりちゃり。

冒険王に行っても仕方ないので、フェリー埠頭まで。以前、ろーろーまりもを見たところ。
ウチの近所にこんなところがある事が嬉しい。上の写真はろーろーえりも、だけど親戚かもね。

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この彼女の折りたたみ自転車はBIANCHI TREVIGLIOといい、ビアンキ・トレビリオと読む。
今日は写真で「フイルムライク」にトライしていたりして、これじゃよく判らないと思うので
下記にて改めて解説してみました。たまにはそんなのもいいかなと。


 



僕のKHS製折りたたみ自転車と比べて気になる点は‥‥。
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ちょいとディープで軽いALEXRIMSが使われてたり、ワンタッチで折り畳めるペダルがついている。
あとタイヤにRITCHEYの文字が見えますが、RITCHEYの部品もいくつかついてます。
RITCHEYって値段の割りに意外と軽いものが多くて個人的に好感度高し。


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ハンドルの高さをレバー一本で変えられる。グリップ、サドル、鍵は彼女自身のモディファイ。


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そしてこの泥除けが意外と効いているのは新鮮だった。
「BEAVER TAIL」という商品なんだけど、文字通りかわいいでしょ?って彼女が買ってきたもの。
ビーバーがダム作ってるところ見たいゾ。可愛いんだろうなぁ。




◇◇◇

彼女がチェレステカラー(淡い青緑のBIANCHIのイメージカラー)を各所にあしらっているものの、車体色がチェレステじゃないのは彼女がちょっと硬派だからで、当時チェレステカラーの車体色も存在した。ちなみにこのチェレステはGTのヴィンテージグリーンに似ているけれど、それは何も彼女が真似したのではなく僕がGTに乗り出す前。ただ、ベスパと同じくイタリア製といえば聞こえはいいけど、本当は中身がDAHON(OEM)。僕がこれをダホンと呼ぶと彼女は怒るので名誉のために言っておくとベースとなったDAHONのモデルと比べちょっといい部品が使われていたりする。重量も1kgほど軽かった筈。実際に走らせてみると、僕のKHS製折りたたみ自転車と比べロングホイールベースで直進安定性はとても良い。一方車体の剛性は少し低いので、エキサイティングでダイレクトな操作感は薄いし、正直ちょっと進まない印象なんだけど、まあ女性にはこの優しい乗り味が向いてるのかもしれない。今日改めて乗ってみて単純にご近所の足だったらこれで何の不自由も無いよなあと感じましたしね。実際、彼女は一人でご近所に出かける時はずっとこの自転車に乗っており、購入当初からえらくお気に入り。今思うと彼女の自慢のイタリアなのかもね、と思うのです。
by la_nuavo_vespa | 2007-08-20 02:32 | ちゃり
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